医学部専門の予備校に行って1年で第一志望に合格しました

祖父と両親が医者の家に生まれましたが優秀な頭脳は受け継がれなかった

祖父と両親が医者の家に生まれましたが、両親の優秀な頭脳は受け継がれなかったせいか、小学校のお受験にも落ちてしまい、中学は祖父が母校への寄付を積んで特別枠で合格して有名中学に行けました。

勉強はすごく苦手で、中高一貫の進学校で、大学にも推薦で学部を選ばなければ行けるので、その安心感から勉強をサボったまま高校2年生を迎えました。

進路指導の先生に、医学部への推薦はクラスのトップの成績を取らないと無理だと言われて、いくら祖父が寄付金を積んでも医学部の推薦だけは取れませんでした。

両親に医者になるだけが人生ではないと説得を試みましたが、お前には医者になる以外の選択肢はないと言われて高校2年生の夏から受験勉強を始めました。

両親が通っていた一般の有名な進学予備校に通ったり、有名な家庭教師を付けてもらいましたが、全く成績が伸びずに自分でもこのままでは無理だと心が萎えるE判定の連続でした。

そんな判定を見せると祖父は怒り心頭で、容赦なくびんたを受けまくりました。

祖父も両親も優秀だから、自分の気持ちは解らないのだと高校2年の3学期には半ば引きこもりのようになってしまいました。

両親もこのままでは息子の将来がダメになると考えたのか、医学部時代の友人や知り合いに片っ端から連絡して、行きたい医学部別の対策をしている予備校を紹介してもらいました。

早速両親に連れられて、そこに行って今の現状の学力を調べるために試験を受けさせられました。

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